7/26 別府
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去年は台風で翌日順延となり、他の花火大会と思わぬ重複で観覧を逃した宇佐市みなと祭りの花火大会。今年こそは見ておきたいと思い、観覧計画に入れた。
学校は夏休みに入っているというのに青春18切符は利用できないというなんとも間抜けな19日土曜日。仕方なく特急利用で現地へ向かった。
最寄り駅到着は午後1時頃。そこから会場に向かってしばらく歩く。汗だく。やっと小松橋が見えてきた。その小松橋の下を流れる駅館川(やっかんがわ)。その河口が打揚場所。対岸まで歩いて渡れそうなほど潮がひいていたものの、台船はしっかりその時を待って鎮座していた。
打揚場所が目視確認できたところで撮影場所探し開始。小松橋を渡る前に会場対岸の護岸沿いを歩く。風は南西の風。照りつける日差しとの格闘。日傘を持ってきてよかった。
河口付近まで来ると台船が2隻あることに気づく。1隻は会場寄り。もう1隻は反対の対岸寄り。対岸寄りは2尺玉専用に思われた。ということは対岸から撮るとバランスが悪くなる恐れがあるのでここからの撮影は適さないということになる。風はこのまま変わらずにいれば順風なのに。
途中木陰で休みながらロケハンするものの、早々に対岸護岸沿いから非難し、橋を渡って会場へ向かった。途中午後3時の雷が揚がったのを確認。上空の風は弱い。
会場のある漁港までの道のり、あまりの暑さに猫の子一匹もいない閑散としたものであったけれど、お祭りムードらしく通りには注連縄が張り巡らされていた。宇佐はお神輿発祥の地であるらしい。
厳しい暑さのなか歩みは超スロー。イベントステージのある会場にやっとたどり着いたのは午後3時半過ぎ頃。露店は既に準備万端。お祭りを盛り上げるステージショーはまだ始まっていなかった。
観光課があったので花火について尋ねたみた。帰ってきた回答はアバウトだったけれど水中花火はボートで次々投げ込んでいくスタイルらしい。花火のプログラムはなし。情報が薄いのでさらに地元の方に聞いてみるも話が違う。提灯船は出るとか出ないとかどっちつかず。最後に商工会議所に電話して聞いてみたところ、提灯船は出るとの回答をいただいた。2尺玉についても2台の台船のうちの会場から遠い方の台船から揚がるということらしい。
あらかたの情報を得たところで会場周辺でロケハン開始。2尺玉、水中花火、提灯船、通常の打揚全て見られる(撮られる)ところなどあるのだろうか。ここに来た以上は提灯船と水中花火の組み合わせを撮りたいというもの。となると河口付近を見渡せる視界の開けたところでないと難しい。有料の海鮮浜焼き会場などがそのひとつだろう。でも撮影適地であるとは限らない。そうこう歩き回っているうちに時刻は午後6時をまわっていた。
立ち入り可能な場所、撮影可能そうな場所をくまなくチェックし、最後に見つけたある場所に行き着いた。防波堤で一部視界が開けないところもあるけれど、この会場内では一番撮りやすい場所だと思え、ここに腰を下ろすことにした。花火打揚開始1時間半前。
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日田の初日は日中から雨天。天気予報どおり。それでもわずかな望みを胸に雨が上がることを願っていたけれど、むなしく雨は降り続いた。
花火の打揚決定は打揚開始の15分前、19時30分。こんな間際まで開催の可否決定を引き延ばす花火大会も他ではあまり聞いたことがない。観光地故のギリギリの選択を迫られての判断だったのだろうか。
毎年、この日田川開き観光祭の目玉となる花火を待ちわびて、多くの観光客が多くやってくる。なかには旅館に泊まって屋形船に乗船し、酒宴を開き鮎に舌鼓という豪遊派もいる。そんな宿泊客もいるなかで、花火が見られなければこの日にかけた意味が薄れてしまうのだろう。
今や日田名物となった体感花火。この日ばかりは花火+屋形船でなければならないのは観光客だけに限らず、花火愛好家にとっても同じ想い。大会本部はこの日の為に遠方から来られた方々のことも考慮し、雨天強行決行という苦渋の選択をせまられたのかもしれない。
ところで、今年も去年に引き続き、2日間とも観覧することができた。
初日は前文のとおりあいにくの天候となり、下の速報を見ると全く写真にならないのがおわかりいただけると思う。
撮影地点において眼下を流れる三隈川では、上空は雲ってはいたものの朝までは日田らしく鮎釣りの光景が見られるなど穏やかであった。けれども一転して午後から雨が降りだし、夕刻には川の水量も増し濁流へと変わっていった。
そして、いざ打揚開始になっても雨は降り止むことなく撮影の障害となり、レンズに付着する雨の雫を拭っても拭っても拭いきれず、とめどなく降りかかる最悪の状況。明日は天候回復するのだからやめておけばいいものの、打揚側も強行打揚ならば撮影する側も強行撮影。
結果、収穫はこの様な状況下であったので全滅。これといって雨天時の備えもないのに撮影などすべきでないと思い知った。
そして2日目の翌日は昨日の雨がウソのような快晴。この青空が1日いや、半日でもよいから早く前倒しでやってきていればと苦々しく仰ぎ見た。

仕切りなおしとなった2日目の夜は南西の風でまずまず順風。このままでいけばクリアに見えると踏み、昨日と同じ撮影地点で問題ないことを確認して臨んだ。
ところがである。打揚開始前半はよかった。というよりも全般的に風向きはほぼ順風であったけれども、特に後半は何故か煙まみれとなった煙ON花火状態。花火はクリアに見えているのに逆風でもないのに何故こんなに煙が溜まるのだろう。雨上がりでまだ湿度が高いせいだろうか。何故こんなに白色なのだろう。何故こんなに大量発生するのだろう。つまらない疑問が湧き上がる。
初日2日目通して思ったほど得られない結果となった日田。今年は風向き重視で屋形船を前景としない初めてのケース。
初日が満足いく撮影であったならば、2日目は風向き無視の冒険で屋形船を取り入れた撮影も出来たかもしれない。それだけに初日の雨は惜しい。
最後に、当然のことながら雨天だと体感花火はその度合いが半減することも判った。プログラムに体感花火と謳っている以上、絶好の条件の下で打ち揚げられることが望ましいけれど観光地である以上、そうもいってられない事情があるのだろう。
来年もまた訪れて、今度こそ好天のもとでぜひ体感したい。
以上、ボツネタ写真集でした。



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