第22回 やつしろ全国花火競技大会(3)
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昨日は花火が揚がる会場が複数あるなか、吉野ヶ里公園で行われている「吉野ヶ里ふるさと炎まつり」に出かけることにした。同じ日には他に豊後大野市犬飼町、指宿市、山陽小野田市などで楽しみな花火の打揚があったのだけれど、今年はまだ見たことのない吉野ヶ里の花火を選択。
最寄り駅は吉野ヶ里公園駅。駅から降りるとすぐに満開のコスモス畑がお出迎え。駅から公園までは徒歩で約15分程度でさほど苦にならない距離。
公園入園門到着。それからさらに約200m歩き、公園改札口で案内図をいただきスルー。当日は入園無料の日。
入って感じたのは園内が広いこと。広すぎて撮影場所選定にしばらく悩んでいたものの、まずは打揚場所の確認。水辺のある園内南を目指して進んでいくと弥生の大野エリアに到達。広大な芝生広場でグラウンドゴルフなど活動があっているその沿道で筒場を確認。花火屋さん、もくもくと作業中。
打揚場所を確認できたところで撮影場所の選定。園内アナウンスでは祭りの広場以外は17時以降は立ち入り禁止とか。風向きを考えれば祭りの広場は問題ないが、打揚場所からは距離があるのと吉野ヶ里の象徴のような物見櫓が絡みそうもない。
時間は日の入り前。まだ打揚開始までたっぷり間があるので物見櫓のある南内郭エリアまで進んでみた。櫓は4棟。展望もできる。
しばらく園内の眺望を楽しんだところで、このエリアからの花火観覧の可否を警備の方に尋ねたところ、全くフリーなエリアなので問題ないとのこと。撮影場所はこのエリア内で探すことにした。
そうするうちに夕刻を迎え、吉野ヶ里の地で素晴らしい夕暮れを見ることができた。
物見櫓と夕日。
この公園の通常閉園時間は夏季は18時、それ以外は17時。ここで夕日を撮影できるチャンスというのは限られ、今日はその限られた貴重な日であったらしい。刻々と迫りゆく日没にシャッターを切りまくった。
あたりはうっすら。櫓のライトアップが始まった。ライトアップは打揚時間帯も点灯。バルーン照明機も登場。これも打揚時間帯は点灯するとか。月も出た。まずい予感。花火の打揚方向と月の軌道が重なる。月が入らない位置で撮影したいけれど回避できそうにない。
また、花火と櫓を絡ませたいので打揚場所と 櫓を線で結ぶ。おそらく結んだ線よりは右側で揚がると予想。櫓が左で花火がその右で開くという構図。問題は揚がる花火が櫓より高い位置で開く否か。構図的には高い位置で開いてほしいのだけれど、筒場からは高台にあるエリア。問題はなしとは思われるが、花火屋さんに期待。
月の位置を気にすると風向きと花火と櫓の関係を無視しなければならない。風向き重視だと花火と櫓の関係と月の位置を無視しなければならない。櫓と花火の関係を重視すると風向きと月の位置を無視しなければならない。あれこれ困惑しているうちに花火はカウントダウンのかけ声とともに揚がった。
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久々の投稿。ようやくPC買い替えでネットに復活。PCは自分が望まなくても、時代の波にあわせて買い替えが必要であるとしみじみ実感。いつまでも古いモデルを使い続けて浦島太郎になってはイケナイ。買い替えたおかげで今まで一晩以上かかっていた画像の取り込みもスムーズに運ぶようになった。さぁ、たまっていた画像処理、これからチビチビと始めよう。
で、早速今日は竹飯の花火をUP。
今年は10月10日が土曜日とあって観覧のチャンス。家を出てJRで最寄駅の南瀬高駅で降り、そこから徒歩で約50分。車だと10分くらいで行けそうだけれど、交通弱者は足が頼り。
会場の竹飯八幡宮についたのは午後3時過ぎごろ。ちょうどその頃時同じくして花火屋さんも登場。境内裏手にて荷卸しをし、絵仕掛けの準備に取り掛かっていた。
会場入りした後、しばらく近くの公園で休息をとった後にロケハン開始。初めての花火会場はロケハンが必要。
早速境内裏の田んぼにまわると見たことのない仕掛花火の準備中。
「稲すり」の仕掛花火であるらしい。
竹飯はまさに今が稲の収穫期。その収穫を祝って稲すりを模した奉納花火のひとつなのだと思う。
その稲すりの左右に二本ずつ「万穂」の仕掛花火なのだろうか、違う仕掛もみられた。
そして、その稲すりのある田んぼの畦道から高くそびえたつようにみられる絵仕掛。クレーン車で境内からの吊り下げで、「お城」が描かれている。
打揚花火もあるらしいので周囲を見渡して筒場を探してみるけれど見当たらない。午後5時半から時間をおいて3回揚がった五段雷で打揚場所はそこで間違いないであろうと勝手に踏んでみた。稲すりの後方400メートルあるかないかくらいと思しき距離。撮影となると九州新幹線の高架が前景となってしまう。
ロケハンを終えて境内で休憩。日没を迎える頃、狭い境内に並んだ露店が本格的ににぎわいだした。お祭りに露店とくると集まるのは子供。ここで見る光景は昔なつかしい神社の祭りのひとコマを見るようで、そこにいるとタイムスリップしてしまいそうな不思議な空間であった。
時間は午後7時となり、花火観覧場所である車道に規制がしかれ、ようやく安心して三脚を立てられる体制に入った。花火見物客はこの時間にあわせて出かけるようなので、これならば会場に夕方くらい到着でも十分間に合う。
困ったのが三脚を立てる位置。稲すりと絵仕掛が同じ方向にないからだ。稲すりメインに立てると絵仕掛が遠い。絵仕掛に近づくと稲すりに電柱が前面に入ってしまう。
頭を抱えながらも始まるまでもう30分もないわけで、結局稲すりメインで三脚を立てた。
そうこうするうちに時刻は奉納花火の時間を迎え、自治会長さんなのか不慣れなアナウンスで「稲すり」から始まった。
突然横方向から目にもとまらない早さで花火が線を伝って走っていった。稲すりに点火されるとシュワーッと火花を吹く音とともに段を違えて左右横方向に向かって吹きだした。よく見ると上段吹きだし口は真横ではなく、微妙に下向きに傾斜されており、滑らかな滝のような吹き下がり。地面への跳ね返りはないようにみえた。下段の吹きだし口は水平。上段下段と高さや傾斜を変えることでこの稲すりの美しさを表現しようと工夫されたのだろうか。煙はどちらかといえば少ない方に入るのかもしれないけれど、他の数ある伝統花火を見たことないのでなんとも比較できない。
稲すりが終わって合間に打揚花火が5分ほど揚げられた次は絵仕掛花火「お城」。点火後すぐにはその全様はわからずで、1分経ったくらいからじわじわと鈍い暗い青色を発光し始め、みるみるうちにお城が闇夜に浮かび上がった。おそらくこの描かれているお城、竹飯八幡で奉納花火を始めたという柳川藩主立花宗茂居城の柳川城ではないだろうか。高い城壁が特徴。天下の名城、竹飯によみがえる。
最後は「万穂」なのだろう。稲穂が左右に大きく垂れ下がっている様子をあらわしたもの。吹き出し口から広がりが大きい。圧力がかかっているのだろうか。燃焼時間はおよそ1分。これもまた稲の収穫に感謝しての奉納花火なのだろうと思う。こがね色の稲穂。収穫期にふさわしい神事であった。
また、奉納花火と奉納花火との合間に打揚花火も揚がり、秋の祭りに色を添えていた。
気になるのは九州新幹線が全線開通された場合、この打揚花火はみられなくなるのだろうか。
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